米誌ニューズウィークは7日の電子版で、米ジョージア州サバンナ・ヒルトンヘッド国際空港での演習に参加していたF22Aラプターステルス戦闘機1機が「墜落」したと報じた。ジョージア州空軍などは「事故」と説明しているが、詳細な状況は明らかになっていない。米軍嘉手納基地には現在、同型機が24機配備されていて、7日も訓練する様子が確認された。
ニューズウィークによると、事故は6日午前11時半ごろに発生し、けが人はいなかった。州空軍などは、原因はパイロットのミスとしており、「墜落」ではなく「事故」という表現にとどめている。
一方で、地元紙アイランドパケットは6日の電子版で、事故の原因を「車輪の問題」と報じた。サバンナ・ヒルトンヘッド国際空港の2本の滑走路は一時閉鎖した。
事故があった演習はジョージア州空軍主催の空中戦闘訓練。6日に始まり、18日まで続く。
同型機の米軍嘉手納基地配備は、同基地所属のF15戦闘機の退役に伴う巡回配備によるもの。
(金盛文香)