5月8日のゴーヤーの日に合わせて、わかば種苗店(那覇市、照屋幸勇代表)から那覇市にゴーヤーの苗300鉢が贈呈された。同日、市庁舎で贈呈式が行われた。
苗の贈呈は、那覇市による児童生徒の深夜はいかい防止運動「早くお家に帰ろう!Go家運動」が始まった2005年から続いている。わかば種苗によると、これまでに7万鉢以上贈呈しているという。
贈呈式で照屋代表は「青少年の心に何かを育て、土に触れることで心を耕すことにつながる」と活動の意義を説明し、「愛情一杯育てた苗なのでおいしいのは間違いない」と太鼓判を押した。
知念覚市長は「たくさんのゴーヤーが実るように、照屋さんの思いが子どもたちの笑顔あふれる社会につながることを願う」と、感謝した。
贈呈された苗のうち50本は来庁者に配布され、残る250鉢は市内小中学校に届けられるという。
(嘉陽拓也)