米空軍第18航空団によると13日午後4時15分、米軍嘉手納基地に巡回配備中のF22ラプターが駐機場にけん引された後、通常の駐機エリアから逸脱した。
けが人はなく、機体を駐機エリアに戻す作業が進められており、今後、原因を調査するという。米軍準機関紙「星条旗新聞」は15日、F22が「舗装された格納場所から転がり落ちた」「機体が損傷を受けたかは不明」などと報じている。
この機体とは別に、嘉手納基地に巡回配備中のF22とF15Cイーグルが15日午前、同基地に緊急着陸した。2件とも緊急車両が出たが、機体の点検後に駐機場へ自走して移動した。
(石井恭子)