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液体かけられ 男児がやけど 大阪、傷害事件も視野


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 19日午前10時10分ごろ、大阪府河内長野市役所で行われていたイベントで「子どもが液体をかけられた」と119番があった。府警河内長野署によると、堺市南区の男児(4)が右腕にやけどを負い、病院に搬送された。意識はあるという。署は傷害事件も視野に、詳しい経緯を調べる。
 署によると、市役所の敷地内にはイベントに参加する山車が展示されており、男児は母親と市役所の来庁者用駐車場で見学。男児が突然右腕を押さえて泣き出したため、母親が確認すると、長袖がぬれ、腕に水膨れができていた。母親が警備中の署員に被害を申し出たという。
 イベントは誰でも入場可能だった。参加者の30代男性によると、会場は混雑していたといい「昼ごろに消防車や救急車が来ていたが、(被害を知って)驚いている」と話した。