糸満ハーレーのアヒル取り競争については、行事委員会を告発した動物愛護団体が2015年以降、文書や電話で中止を求めてきた。
近年は県内外の一般市民からも糸満市や糸満漁協に対し、メールやはがき、電話で賛否両論が寄せられている。市によると今年は1月以降、25件のメールが届いている。
4月以降、市に届いたメールは14件(28日現在)で、13件が反対、1件が賛成だった。反対は、県内・市内からの声を含み「伝統なら何をしても許されるのか」「時代にそぐわない」などの内容。賛成の1件は市内からで「市に関係ない人が何を言っても気にすることはない。負けないで」との趣旨だったという。
市は糸満ハーレーの運営費として77万円を補助している。
(岩切美穂)