国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を推進する企業・団体のネットワーク、OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社)の2024年度の第1回カンファレンスが31日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。プロジェクトに加わる企業の関係者ら約70人が参加した。「オープンイノベーション」をテーマに、社内や地域の課題解決に向けて意見を交わした。
OSPは20年に始まり、5期目を迎えた。現在のパートナー企業は約50社。カンファレンスでは新規パートナー3社が紹介されたほか、パートナー企業がそれぞれの取り組みを発表した。
基調講演にオープンイノベーションサービスの「eiicon(エイコン)」地方創生アンバサダーの常盤木龍治(ときわぎりゅうじ)さんが登壇。自社だけでは難しい課題の解決手法がオープンイノベーションだとし「社内外の技術やアイデアを取り入れ、新たな価値を生み出すのが世界のトレンドだ」と述べた。
(前森智香子)