投開票がいよいよ16日に迫った県議選。14日は本島全域で激しい雨が続き、各地で冠水などの被害も相次いだ。街頭演説などで票集めに力を注ぎたい候補者らだが、選挙運動の変更を余儀なくされた。
本島南部のある候補者は、午前中に街頭で手ぶりをしたが、午後は大雨の影響で、事務所から電話で投票を呼びかける作戦に切り替え、票の上積みを図った。
北部のある候補者は「ここがヤマ場」と意気込み、街頭演説へと繰り出した。
一方で、豪雨の影響で避難指示が発令された地域では、一部の候補者らが、予定していた街頭演説を中止し、遊説カーを走らせるなどして、投票を呼びかけた。
ある候補者は「雨で災害が起きているので、期日前の呼びかけはやめることにした」などと、同日の電話作戦を中止しており、記録的な大雨は、各候補者の選挙作戦にさまざまな影響を与えた。
(’24県議選取材班)