6月7日告示、16日投開票の県議会議員選挙に向け、立候補予定者72人に「尊敬する人・政治家」「趣味」を尋ねた。25日までに69人が回答した。尊敬する人や政治家では、西銘順治氏や翁長雄志氏ら歴代知事の名前が挙がった。趣味もさまざまで、選挙ではあまり表に出てこない立候補予定者の横顔が浮かび上がった。
尊敬する人や政治家などを尋ねた質問では、立候補予定者15人が、2018年に死去した翁長雄志前知事の名前を挙げ、最多だった。元首相の田中角栄氏は6人、元衆院議員の瀬長亀次郎氏、元知事の大田昌秀氏をそれぞれ5人が選んだ。稲嶺恵一氏、仲井真弘多氏ら歴代知事や首相経験者などの名前が多く挙がった。
また国内だけでなく、シンガポール初代首相のリー・クアンユー氏、南米ウルグアイ元大統領のホセ・ムヒカ氏、米国の前大統領のドナルド・トランプ氏らの名前もあった。
羽地朝秀や蔡温など、琉球の時代の政治家を挙げた人もいた。
政治家以外では、米大リーグの大谷翔平選手やノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ、ホンダ創業者の本田宗一郎氏、アフガニスタンなどで現地支援に尽力した医師の中村哲氏の名前もあった。両親や妻など家族の名前を挙げる立候補予定者もいた。