【写真・動画特集】「慰霊の日」祈りに包まれた沖縄 平和への誓い 戦後79年


【写真・動画特集】「慰霊の日」祈りに包まれた沖縄 平和への誓い 戦後79年 礎に刻まれた両親や集落の人たちの名前を見て当時を思い出して涙ぐむ97歳の女性=23日午前8時6分、糸満市摩文仁の平和公園(喜瀨守昭撮影)
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 沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。おびただしい数の住民を巻き込んだ地上戦で、多くの尊い命や文化遺産が奪われた沖縄戦から79年。激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では同日、県と県議会主催の沖縄全戦没者追悼式が開かれた。20万人以上の戦没者に思いを寄せ、恒久平和を願う1日。各地の表情を写真や動画で伝える。

朝の光に照らされる平和の礎=23日午前6時過ぎ、糸満市摩文仁(高辻浩之撮影)
朝日が照らす荒崎海岸。波の音だけが響く=23日午前6時20分、糸満市(又吉康秀撮影) 

大雨で故障し、点火されない「平和の火」(左)を見ながら会話する家族連れ=23日午前6時42分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(ジャン松元撮影)
朝日に向かって手を合わせる家族=23日午前6時11分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(ジャン松元撮影)
轟の壕入り口でたまった落ち葉を払う平和ガイドの女性=23日午前7時20分、糸満市内(又吉康秀撮影)
魂魄の塔に供物を捧げる市民=23日午前7時20分すぎ、糸満市米須(滝本匠撮影)
ひ孫もそろって魂魄の塔に手を合わせる家族ら=23日午前7時50分ごろ、糸満市米須(滝本匠撮影)
静かに手を合わせて平和を祈り、魂魄の塔を後にする遺族ら=23日午前7時23分、糸満市米須(大城直也撮影)
平和の礎の刻銘を見つめ、手を合わせる家族=23日午前6時24分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(ジャン松元撮影)
父や姉ら親族の名前が刻まれた「平和の礎」に花などを手向け、目頭を押さえる81歳の女性。「冥福を祈るつもりで来た。できる限り健康で、来年もこられるようにしたい」=23日午前7時7分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(小川昌宏撮影)
親子3世代で訪れ、礎に刻まれた父親の名前をじっと見つめる男性(右)と手を合わせる家族ら=23日午前7時11分ごろ、糸満市摩文仁の平和祈念公園(喜瀨守昭撮影)
花や線香に、持参した祖母の写真を並べる49歳の女性。「母は高齢になったけど元気だよと伝えた」と話し、「私の娘が似ていると思う」と写真の祖母に語りかけた=23日午前7時25分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(小川昌宏撮影)
平和の礎の刻銘を見つめ、手を合わせる女性=23日午前6時50分、糸満市摩文仁の平和祈念公園(ジャン松元撮影)
鉄血勤皇隊や看護動員された県立三中と県立三高女の犠牲者らを慰霊する名護市大西の南橙慰霊之塔で、焼香する参列者ら=23日午前10時15分(玉寄光太撮影)
沖縄市の泡瀬の塔慰霊祭で、犠牲者のため黙とうする参列者=23日午前10時すぎ(玉城文撮影)
沖縄戦没者墓苑を訪れ、手を合わせる玉城デニー知事=23日午前10時16分、糸満市内

恩納村安富祖の第二護郷隊之碑で地域の子どもたちも含めた清掃活動が行われる。初めて参加した女児(11)は「平和について勉強したいなと思った」と静かに手を合わせた=23日午前9時10分ごろ(武井悠撮影)
二中健児の塔、焼香に並ぶ遺族と関係者ら=23日午前10時39分、那覇市内(嘉手苅友也撮影)
岸田首相、自見大臣が沖縄戦没者墓苑に到着=23日午前10時49分、糸満市内(又吉康秀撮影)
北谷町の浜川小学校で行われたミニバスケットボール大会の合間に黙祷をささげる読谷小学校男子ミニバスケットボール部のメンバーら=23日午前11時22分、北谷町内(仲村良太撮影)
平和の礎に、叔母3人と叔父の名前が今年、追加刻銘された浦添市の男性(69)は「生きていた証を残せた。97歳になる母がとても喜んでいる」=23日午前10時55分、糸満市摩文仁の平和祈念公園
正午の時報とともに黙とうする沖縄全戦没者追悼式の参加者ら=23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園(喜瀬守昭撮影)
正午の時報と共に黙とうする人たち=23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園(又吉康秀撮影)
正午の時報と共に黙とうする人たち=23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園(又吉康秀撮影)
沖縄全戦没者追悼式であいさつする玉城デニー知事=23日午後、糸満市摩文仁の平和祈念公園(小川昌宏撮影)
沖縄全戦没者追悼式で平和の詩を朗読する仲間友佑さん=23日午後、糸満市摩文仁の平和祈念公園(小川昌宏撮影)
糸満市山城の開南健児之搭の慰霊祭で、「月桃」を合唱する参加者ら=23日午後2時半ごろ(名嘉一心撮影)

名護小学校敷地内の少年護郷隊之塔では、自主参拝であるにもかかわらず、体験者や遺族を中心に多くの方が参拝した=23日午後2時半ごろ(玉寄光太撮影)
北中城村島袋公民館の慰霊塔で焼香する島袋小の児童ら=23日午後3時すぎ(玉城文撮影)
糸満市摩文仁の平和の礎にはまだまだ多くの人が訪れている=23日午後4時53分(島袋貞治撮影)
強い西日が差し込む中、大宜味村大兼久の「北霊之塔」の慰霊祭で刻銘された戦争の犠牲者に手を合わせる区民ら=23日午後6時すぎ(武井悠撮影)