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台湾地震の津波 避難で150人通過 キャンプ・フォスター


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 宜野湾市議会(呉屋等議長)6月定例会の21日の一般質問で、泉川幹夫総務部長は4月の台湾地震を受けた津波警報発令時に米軍キャンプ・フォスターを約150人の避難住民が通過したことを明らかにした。棚原明氏(絆輝クラブ)に答えた。

 津波警報で、米軍普天間飛行場では大山ゲートから佐真下ゲートまで1500人の避難住民が通過した。泉川部長は、炎天下で長距離の歩行避難の困難に触れつつ、普天間飛行場について「歩道整備がなく、飛行機の離着陸もあって危険もある。(米軍側と)迅速なゲートの開放や避難路でのトイレの使用などの確認を行っている」と述べた。棚原氏は垂直避難が可能な一時避難ビルの拡充を求めた。

(石井恭子)