【沖永良部島】10日に86歳で亡くなった元衆院議員で、徳洲会グループ創設者の徳田虎雄さんを追悼し、奄美群島各地のグループ病院や施設などで献花台が設置された。沖永良部島では、沖永良部徳洲会病院に献花台が設置されたほか、町民らの要望により、知名、和泊の両町の役場に追悼記帳所が設けられ、住民らが記帳に訪れていた。献花台、記帳所は22日まで設置される。
知名町役場町民課長の元栄吉治さん(59)は、「徳田さんは知名町の名誉町民でもあり、町民らの要望もあって、役場内にも記帳台を設置した。徳田さんが充実させた離島・へき地医療体制や夜間や休日に関係なくいつでも誰でも受診できる緊急医療体制は、私たちの生活の安心につながっている」と話した。
(有川晶子通信員)