記録的な大雨が降った山形県と秋田県で26日、新たな被害が判明した。山形県新庄市では警察官2人がパトカーごと流され、うち1人とみられる男性が見つかり、死亡確認。残る1人の捜索を続ける。戸沢村蔵岡地区付近で最上川中流が氾濫し、周辺の集落が水没して孤立した。秋田県でも1人の遺体が見つかり、1人が行方不明のままだ。両県では27日以降、30日ごろまでは再び警報級の大雨となる恐れがあり、気象庁が警戒を呼びかけている。
山形県警によると、25日午後11時45分ごろ、新庄市本合海(もとあいかい)の橋付近で住民の救助要請に対応していた新庄署の警察官からパトカーごと流されたと連絡があった。26日に死亡が確認されたのは20代巡査長とみられ、もう1人の20代男性巡査部長は連絡が取れないままだ。
秋田県警によると、秋田市の雄物川で26日午前、秋田市の佐藤義雄さん(86)の遺体が見つかった。25日朝には、湯沢市の工事現場での土砂崩れで、男性1人が行方不明となった。秋田県は26日、大仙市の会社員井草亮平さん(42)と24日夜から連絡が取れなくなっていると発表した。
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大雨 山形・秋田で2人死亡
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琉球新報朝刊
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