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未来の詩人、誕生に期待 神のバトン賞表彰式 琉球新報社


未来の詩人、誕生に期待 神のバトン賞表彰式 琉球新報社 イメージ
この記事を書いた人 Avatar photo 当銘 千絵

 未来の詩人誕生を期待し、県内の小中高校生の詩を対象とする「第22回神のバトン賞」(琉球新報主催)の表彰式が3日、那覇市泉崎の琉球新報社で開かれた。入賞者11人のうち出席した8人は同社の普久原均社長から賞状と副賞を受け取り、家族や先生らが見守る中、受賞作品を読み上げた。高校、中学、小学校高学年、同低学年の4部門に、今年は602編の応募があった。

 正賞の「神のバトン賞」に輝いたのは玉城隼之介さん(那覇高3年)、池田真歩さん(船浮中1年)、森田千博さん(宜野湾小2年)。佳作は美里達季さん(豊見城高1年)、塩川琥生さん(北部農林高1年)、松井洸太さん(佐敷中1年)、渡久地ここなさん(同)、大城利京さん(沖縄アミークス小4年)、浦崎直生さん(城岳小6年)、伊良波栄仁さん(宜野湾小2年)、下地海桜さん(白浜小1年)が選ばれた。

「第22回神のバトン賞」に入賞した児童生徒ら=3日、那覇市の琉球新報社

 式には選考委員のトーマ・ヒロコさんと佐藤モニカさんも出席した。トーマさんは「皆さんの作品は同世代だけでなく大人の心も優しく、温かい気持ちにさせてくれた」と激励した。佐藤さんは「自分の好きなものや思い切り打ち込めるものを見つけ、伸ばすことも感性を磨く上で大きな力になるはずだ」とアドバイスした。

(当銘千絵)