夏休みシーズンまっただ中の8月は街中で遊ぶ子どもらの姿も多くなっている。県警は小学生以下(未就学児を含む)の児童が絡む交通人身事故が、夏休み期間中に増える傾向があるとして「横断する際は飛び出さず、左右を確認してから進んで」と身を守る行動を呼びかけている。
県警によると、小学生以下が絡む人身事故のうち、過去10年間の月別発生件数は累計で、7月が257件で最も多く、次いで8月の250件となっている。担当者は「夏休みに入ると、普段よりも多くの子どもたちが街に繰り出すため、事故も増える傾向がある」と原因を分析した。
今年は6月末までに69件の小学生以下が絡む人身事故が発生。時間別にみると、正午~午後2時に10件、午後2時~同4時に15件となり、帰宅が集中するとみられる午後4時~同6時は最も多い20件だった。この3つの時間帯で計45件となり、全体の65・2%を占めた。県警は運転手に対しても「交通ルールを順守し、安全運転を常に心がけてほしい」と呼びかけている。
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