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女子卓球の応援幕、沖縄から そろばん指導者、平野選手母に贈る<熱戦パリ五輪 本紙・古川記者の現地リポート>


女子卓球の応援幕、沖縄から そろばん指導者、平野選手母に贈る<熱戦パリ五輪 本紙・古川記者の現地リポート> 沖縄から贈られた横断幕を掲げて平野美宇選手を応援する母の真理子さん(右から3人目)=8日、パリ
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 パリ五輪卓球の女子団体戦決勝進出に大きく貢献した平野美宇選手。母の平野真理子さん(55)=山梨県=は、沖縄から贈られた「つかめ!!金メダル!!」などと書かれた横断幕を掲げて選手を鼓舞している。平野さんは「この横断幕のおかげで娘が私に気付いてくれる」と笑顔で話した。

 珠算競技で全国優勝者を輩出してきたあわせそろばん教室の新垣佐有了副室長(55)=中城村=が、月刊誌「致知」に掲載された平野さんの対談に感激し、今春に山梨県まで会いに行った。大会で平野卓球センターJr.の選手を応援するなど縁が生まれ、新垣さんが代表を務める「lady88(珠算女性指導者の会)」から横断幕が贈られた。

 新垣さんは「できるだけ金に近づけるように仕上げた。全力で戦ってほしい」と語る。平野さんは「新垣さんのエネルギーを受け取った。順位は気にしないが、本人たちは金を目指している。力を尽くして最高の笑顔で帰ってほしい」とエールを送った。

 (古川峻)