宮古島署は16日、交流サイト(SNS)で虚偽の原油先物取引を持ち掛けられた宮古島市の60代アルバイト女性が、現金約1100万円をだまし取られるSNS型投資詐欺事件が発生したと発表した。
署によると、SNSで投資に関する情報収集をしていた女性に5月初旬、金融関係の著名人を名乗る人物がSNS上で接触してきた。投資運用に関するやり取りが続いた後、「120~200%の利益が出る」などと原油先物取引を持ち掛けてきたという。
女性は7月、1回当たり数十万円~数百万円を8回にわたって指定口座に振り込んだ。利益の引き出しに手数料が必要だと伝えられた女性が不審に思い、署に相談して詐欺だと発覚した。