県教育委員会は15日、診断書を偽造し、不正に休暇を取得するなどしたとして、那覇市の中学校の男性教諭(55)を免職処分にしたと発表した。
県教委によると、元教諭は2021年度から23年度、診断書27枚を偽造して病気休暇を申請した。不正に休暇を取得し、60日間欠勤した。
元教諭が休みがちだったことから、昨年11月ごろ、学校長が診断書を確認したところ、不自然な部分が見つかった。医療機関に確認して矛盾な点が発覚した。
また県教委は、酒気帯び運転をした北部地区の高校勤務の男性教諭(38)を停職6月の懲戒処分にした。
半嶺満県教育長は「本県教育に対する信頼を失墜させるもの。県民に深くおわび申し上げる」とコメントを発表した。