小中高生による国際ロボット競技会「WRO 2024 JAPAN」が8月24、25の両日、富山県であり、県内から出場した沖縄アミークスの出身者でつくるアミークスロボットクラブのジュニア、シニアチームがテーマに沿った課題をクリアする「ロボミッション部門」で準優勝した。両チームは11月にトルコで開催される世界大会に出場する。
出場したのはジュニアチーム「アミークスガールズ」の佐和田奈月さん(沖縄アミークス小6年)、金城佳蓮(かれん)さん(同中2年)、佐和田優里さん(開邦中2年)と、シニアチーム「アミークスR2K」の山田黎音(らいと)さん(N高3年)、佐和田海斗さん(開邦高2年)、山田黎弥(れいや)(沖縄国際学院高等専修学校1年)の6人。シニアはプレゼン特別賞も受賞した。
大会には全国32地区の予選を勝ち抜いた代表チームが参加。規定の部品で組み立てた自走式ロボットを専用のシステムで作ったプログラムで動かし、課題をクリアする早さと正確さを競った。予選リーグはジュニアが4位、シニアは9位とやや出遅れたが、決勝で挽回した。
世界大会は95以上の国と地域が参加する。大会に向け両チームは毎週土日午前9時~午後6時まで猛練習を重ねている。
山田黎音さんは「世界大会に向け、より対応力の高いロボットとプログラムを作る。優勝という目標達成に向けひたすら頑張る」と力を込めた。佐和田優里さんは「いろんなチームの動画を見て、どこでタイムを縮められるか研究している。チームワークの良さを生かし優勝を目指したい」と意気込みを語った。
(外間愛也)