沖縄県、手足口病の警報を発表 インフルエンザも継続 手洗い、排せつ物の適切な処理を呼びかけ


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 県は11日、手足口病の定点医療機関当たりの患者数が9月30日~10月6日に6・25人となり、警報の発令を発表した。発令基準は5人。警報は2023年4月、22年5月にも発令され、3年連続の流行となった。

 乳幼児の集団生活施設で感染しやすく、県は手洗いや、排せつ物の適切な処理を呼びかけている。同じ週の定点当たり患者数の全国平均は8・62人。8月下旬から5人を超えていた。

 県によると、年齢別では、1歳児が46・2%を占め、次いで2歳が20・9%だった。保健所別の定点あたり患者数は、宮古が11・50人で最多。中部7・50人、八重山6・50人、那覇市6・43人などとなっている。

 一方、同じ週のインフルエンザの定点当たり患者数は18・30人だった。10人以上が発令基準のインフルエンザ注意報は8月9日以来、10週連続で発令が続いている。(宮沢之祐)