世界の保護団体などが種の保全を啓発する「世界キツネザルの日」(10月の最終金曜)と、「世界ナマケモノの日」(同第3土曜)に合わせ、名護市のネオパークオキナワは期間限定でキツネザルへの餌やり体験や両種の記念グッズを販売している。
キツネザルの日にちなんだ餌やり体験では、施設内の国際種保存研究センター(希少種の森)で飼育している4種類のキツネザルにフルーツを与えられる。11月24日までの土日祝日、正午から実施。来園時に1皿700円の整理券の購入が必要で、体験者全体で1日計10皿が上限。
体験者は4月に誕生したキツネザル科の「クロレムール(和名・クロキツネザル)」の雌「つむぎ」の缶バッジを1皿につき一つもらえる。園内で展示するワオレムール全16頭を載せたクリアファイルも園内の売店で1枚500円で販売している。
ナマケモノの記念グッズは飼育している「カボス」「しらす」のぶら下がった姿の写真を4種類のキーホルダーにした。計100個を希少種の森で1回400円のガチャガチャとして販売する。
26日に家族4人で餌やりを体験した5歳児は「手が小さくかわいい」と笑みを浮かべた。
(武井悠)