沖縄県土木建築部が所管する中城湾港と宜野湾港の二つの整備事業特別会計で、2022年度決算が合計で約119万円の赤字が出たにもかかわらず、出納整理期間内に23年度歳入から繰り上げ充用を行わなかったため、地方自治法違反の状態にあることについて、県土木建築部の前川智宏部長は「非常に重く受け止める。今後の処理についても関係部署と連携して取り組んでいく」と述べた。
今回の事案について、集計作業の効率化をはかる中で過誤が生じたと説明した。
また、今後はチェックシートを用いてダブルチェックを行うルールを構築するなど、再発防止に努めていくとした。
(與那原采恵)