沖縄県功労者に元読谷村長の山内徳信氏ら12人 11月3日に表彰式


沖縄県功労者に元読谷村長の山内徳信氏ら12人 11月3日に表彰式 沖縄県庁(資料写真)
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 沖縄県は26日付で2023年度の県功労者12人を発表した。沖縄県の発展に寄与した人や県民の福祉の増進に功績のあった人、県民の模範になる人を対象に毎年表彰する制度で、今回で51回目となる。表彰式は11月3日午前11時から、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれる。

 地方自治部門では、元読谷村長で参院議員も務めた山内徳信氏(88)と元県副知事の仲里全輝氏(87)の2人が選ばれた。教育部門では、元県教育委員会委員長の玉城昭子氏(85)が表彰される。

 文化・学術部門では、元県空手道連合会会長の島袋善保氏(80)、伝統芸能・工芸部門では眞境名由康組踊会会長の眞境名正憲氏(85)と琉球舞踊太圭流初代家元の佐藤太圭子氏(79)が選ばれた。

 社会福祉部門では、ゆたか福祉会理事長の玉城文子氏(88)と、元県看護協会会長などを務めた大嶺千枝子氏(84)の2人が選出された。

 産業振興部門では、日本防錆技術協会会長などを歴任した屋良秀夫氏(83)、観光振興部門では元沖縄バス代表取締役の大城孝心氏(91)がそれぞれ選ばれた。

 科学技術部門では沖縄工業高等専門学校の初代校長を務めた糸村昌祐氏(81)、一般篤行部門では元日産ディーゼル工業代表取締役の仲村巖氏(81)に贈る。