「沖縄の発展に寄与」 沖縄県が12人を功労者として表彰  


「沖縄の発展に寄与」 沖縄県が12人を功労者として表彰   2023年度沖縄県功労者表彰の被表彰者ら=3日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄
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 県は3日、2023年度の県功労者表彰式を那覇市のパシフィックホテル沖縄で開いた。玉城デニー知事が地方自治や文化・学術、教育、社会福祉などの分野で功績を残した12人に表彰状を贈った。

 県は沖縄の発展に寄与した人や県民福祉の増進に功績のあった人を毎年表彰している。

 表彰されたのは、山内徳信(88)=元読谷村長、仲里全輝(87)=元県副知事、玉城昭子(85)=元県教育委員会委員長、島袋善保(80)=元県空手道連合会会長、眞境名正憲(85)=眞境名由康組踊会会長、佐藤太圭子(79)=琉球舞踊太圭流初代家元、玉城文子(88)=ゆたか福祉会理事長、大嶺千枝子(84)=元県看護協会会長、屋良秀夫(83)=元日本防錆技術協会会長、大城孝心(91)=元沖縄バス代表取締役、糸村昌祐(81)=沖縄工業高等専門学校初代校長、仲村巖(81)=元日産ディーゼル工業代表取締役=の各氏。

 功労者を代表してあいさつした島袋善保さんは「激動の時代の中、(私たちは)地道な努力をして今日に至っている。今後もさらなる努力を重ね、精進していきたい」と語った。(渡真利優人)