【東京】政府は8日までに、2023年度補正予算で沖縄関係予算を約329億円とする方針を固めた。関係者への取材で分かった。
沖縄関係予算案は、防災、減災や国土強靱化の推進などのための公共事業関係費として約132億円、一括交付金のうち沖縄振興公共投資交付金(ハード交付金)に約39億円をそれぞれ計上。無電柱化の推進事業費用として約1億円を充てる。
24年度末までの事業完了を目指す琉球大医学部と琉大病院の移転事業には約110億円、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のGX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた研究支援に約26億円を盛り込んだ。