【東京】武器搭載可能な無人機MQ9が米軍嘉手納基地(沖縄県)に配備され、一時展開していた海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県)から12日に撤収したことを受け、木原稔防衛相は14日の閣議後会見で「鹿屋市をはじめ地元の皆さまから多大なるご協力をたまわったことに、大臣として改めて感謝を申し上げる」と語った。
一方、嘉手納基地への配備については期限を定めない考えを改めて示した。その上で「関係自治体に丁寧な説明と適切な情報提供をしていく」と述べた。関係自治体の首長と議会向けに説明を実施したことや、沖縄防衛局のウェブサイトに関連資料を掲載していることを強調した。(明真南斗)