米側「全てのオスプレイ安全点検している」と説明。木原防衛相 飛行停止求めず


米側「全てのオスプレイ安全点検している」と説明。木原防衛相 飛行停止求めず 閣議後の記者会見で質問に答える木原稔防衛相=5日、東京都の国会内
この記事を書いた人 Avatar photo 明 真南斗

 【東京】鹿児島県・屋久島沖で横田基地所属の米空軍輸送機CV22オスプレイが墜落した事故を巡り、木原稔防衛相は5日の閣議後会見で、4日に米側から「全てのオスプレイの部隊はCV22の事故をしっかりと踏まえた上で安全点検と予防的な整備をしている、と説明を受けた」と明らかにした。

 明確にオスプレイの飛行停止は求めておらず、米側が飛行を続ける姿勢を見せているが、追加の要請や抗議する考えは「ない」と答えた。

 日本政府は米側に対し「捜索救難活動を除き、飛行の安全を確認してから飛行するよう」求めており、米側は安全点検と整備を強調することで飛行継続を正当化する考えとみられる。木原氏は「懸念は払拭されていない。米国が実施している措置について確認作業をしている」と述べるにとどめた。

 米側の説明に納得できれば飛行継続を容認する考えなのか問われ「今後の対応については予断を持って答えることは控えたい」と話し、否定しなかった。

 木原氏によると、事故後から4日までに海兵隊のMV22オスプレイが普天間飛行場で72回、嘉手納基地で4回、米海軍のCMV22は普天間飛行場で2回、嘉手納基地で14回、飛行するのが確認されている。(明真南斗)