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玉城デニー知事「自己決定権が著しく制限」 沖縄の人権状況を問われ答弁 県議会


玉城デニー知事「自己決定権が著しく制限」 沖縄の人権状況を問われ答弁 県議会 県議会11月定例会=5日
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄県議会11月定例会は8日、一般質問2日目の質疑が行われ、沖縄・自民の8氏が登壇した。

 玉城デニー知事は沖縄の人権状況について問われ「自己決定権が著しく制限されているような感覚は持っている」と答弁した。

 2015年にスイス・ジュネーブの国連人権理事会で発言した翁長雄志前知事が「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」と訴えたことを踏まえ、玉城知事の見解を問うた西銘啓史郎氏に答えた。

 宮城力総務部長は、懲戒処分を参考にした不祥事の件数について、5年ごとに2008年度から29件、13年度から31件、玉城知事が就任した18年度から33件発生しているとして「継続して一定数が発生している」とした。花城大輔氏への答弁。

 (知念征尚、沖田有吾)