「沖縄を戦場にさせない」 自己決定権の会が集会とデモ行進 那覇・沖縄


「沖縄を戦場にさせない」 自己決定権の会が集会とデモ行進 那覇・沖縄 「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」の集会でリレートークする参加者=11日、那覇市寄宮の与儀公園
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 「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」は11日、那覇市寄宮の与儀公園で「声をあげようワッターうちなーんちゅ!琉球の島々を再び戦場にさせない!」をテーマに集会とデモ行進を実施した。約40人が参加した。

 参加者によるリレートークも行われた。大学非常勤講師の山城リンダさんは講師を務める塾で、生徒が「僕はいつか戦争に行かないといけないのか」と話すことがあったといい「沖縄を絶対に戦場にしてはいけない。沖縄のことは自分たちで決められるようにすべきだ」と話した。

 うるま市の豊里友治さんは、幼少期から米国の文化に親しんできたことに触れ、米兵による女児殺害事件などがあっても、米国への憧れのようなイメージはなかなか消えなかったという。「相当勉強しないと、今の若者にとってもイメージを変えることはできない」と述べ、「汚染水の放出など、米国はなんでもやる。そういう国にあらがいきれない(日本の)政治家たちがいる」と話した。

 (中村優希)