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オスプレイ運用「安全確認後に」 防衛相、駐日米大使に


オスプレイ運用「安全確認後に」 防衛相、駐日米大使に エマニュエル駐日米大使(左)を迎える木原稔防衛相=27日、防衛省
この記事を書いた人 Avatar photo 明 真南斗

 【東京】木原稔防衛相は27日、防衛省でエマニュエル駐日米大使と会談し、全世界で運用が止まっているオスプレイについて「飛行の安全が確認されてから運用を開始してもらうよう要請している」と改めて日本政府の立場を伝えた。その上で「航空機運用における安全確保に日米で全力を尽くしたい」と語った。

 オスプレイ運用停止の要因となった11月末の鹿児島県・屋久島沖での米空軍横田基地所属CV22オスプレイ墜落事故については「改めて心からお悔やみを申し上げる」と述べた。

 会談は冒頭のみ公開。その間、エマニュエル氏はオスプレイについて言及しなかった。エマニュエル氏は「日米同盟の安定が地域の安定につながる。同盟の基礎は強固で揺るぎない」と語った。

(明真南斗)