海兵隊情報の専門紙「マリンコータイムズ」は2日までに、米軍普天間飛行場所属のヘリコプターに整備上の問題が発生し、海兵隊が「是正措置」を取ると報じた。海兵隊担当者が昨年12月にメールで同紙に明らかにしたという。一方、米海軍安全司令部の発表によると、12月7日に普天間飛行場で複数の航空機が絡む、最も重大な「クラスA」の地上事故が発生したとしている。今回の報道との関連は不明。
マリンコータイムズによると、整備上の問題が生じた機種は、攻撃ヘリAH1Zヴァイパーと多用途ヘリUH1Yヴェノム。両機種はセットで普天間飛行場を拠点に飛行することが多い。
同紙によると、問題となった機体の数についての説明はなかった。
宜野湾市が作成したパンフレットによると、普天間飛行場にはAH1Zは12機、UH1Yは6機が常駐している。
(明真南斗、知念征尚)