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緑地公園利用 3月ごろ開始 ロウワー・プラザ地区


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 【東京】防衛省は18日、米軍キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ地区(約23ヘクタール)について緑地公園として一般利用するために共同使用することを日米合同委員会で合意したと発表した。関係者によると、3月ごろの利用開始を見込んでいる。
 合同委は米軍普天間飛行場東側の一部土地を返還して整備した市道宜野湾11号の基地側に整備したガードレールや提供区域を示す標識などの米側への提供も確認。名護市辺野古新基地に関連する陸上部の管理棟2棟の解体工事実施も合意した。
 2月予定の日米共同指揮所演習「キーン・エッジ24」で、米海兵隊が1月24日~2月11日、陸上自衛隊那覇駐屯地を使用することも承認した。
 1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告に基づく住宅統合計画に関し、キャンプ瑞慶覧アッパープラザ地区の入門管理施設の整備工事を承認。2013年の統合計画に基づき、キャンプ桑江にある中学校のキャンプ瑞慶覧への移設工事も実施を確認した。 (明真南斗)