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試験飛行が再開 飛行範囲を拡大 宮古沖墜落同型機


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 陸上自衛隊によると、那覇市に拠点を置く第15リコプター隊は18日、宮古島市沖で昨年4月に墜落し飛行が制限されているUH60JAヘリコプターについて、那覇駐屯地で整備試験飛行を再開した。従来より飛行可能な範囲を広げており、那覇駐屯地や周辺空域を飛行したとみられる。17日には地上での整備や飛行前点検を実施していた。
 今後、月数回程度、整備のための試験飛行を予定。可能な限り市街地を避けて洋上を飛行すると説明している。
 昨年4月の事故を受け、陸自は当初、任務飛行を除いて同型機の飛行を止めていた。昨年6月に駐屯地とその周辺での一部訓練飛行を再開したが、今回の試験飛行再開に伴って飛行範囲を拡大させた。
  (明真南斗)