有料

北部訓練場巡り 国会内でシンポ 米軍廃棄物問題


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】世界自然遺産に登録された本島北部にある、米軍北部訓練場返還地の廃棄物問題について話し合う「米軍廃棄物シンポジウム」が17日、国会内で開かれた。屋良朝博衆院議員、「基地引き取り党」共同代表の中村之菊(みどり)さんらが登壇し、廃棄物問題について講演した。
 中村さんは、2016年に返還された北部訓練場の跡地で見つかった空砲や実弾の写真を示しながら、世界自然遺産登録後も廃棄物が残る現状を紹介した。
 屋良氏は廃棄物問題の背景に、日米地位協定の不平等な実態があると指摘した。 (安里洋輔)