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「政治とカネ」 野党徹底追究 通常国会、26日召集


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 第213通常国会は26日召集される。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、野党は「政治とカネ」問題を徹底追及。再発防止に向けた政治改革が焦点だ。甚大な被害をもたらした能登半島地震を巡る政府対応、少子化や経済対策を巡り、与野党の激しい論戦が予想される。
 国会召集前の24日には能登半島地震などを議題に衆参両院の予算委員会集中審議を開く。自衛隊を順次増やした初動対応や、被災者の2次避難の促進などが論点。羽田空港の航空機衝突事故も取り上げられる見通しだ。
 26日の召集日は開会式などにとどめ、29日に政治とカネ問題で衆参両院の予算委集中審議を開催する。召集日が通例の岸田文雄首相の施政方針演説など政府4演説は30日にずれ込む。衆院によると、首相演説前の集中審議は極めて異例。31日~2月2日に衆参両院で各党代表質問を行い、同5日から2024年度予算案の実質審議に入る。