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<記者席>待ったはない


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県内の無年金者は1万2千人、1人暮らしの高齢者が6万8千人との状況に危機感を抱く渡久地修県議(共産)。「亡くなって数日して見つかる事例も増えている」と語る。高齢者が何に困り、どのように暮らしているのか。「県が把握するべきだ」と県による実態調査と調査に基づく支援を議会でも強く訴え、知事から「調査は必要」との答弁を引き出した。生活困窮の中で物価高騰による影響は小さくない。支援実現に「待ったはないよ」とくぎを刺す。