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自民・高木氏が収支報告書訂正 865万円追加


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 自民党の高木毅前国対委員長の資金管理団体「21世紀政策研究会」は7日までに、2020~22年分の政治資金収支報告書を訂正し、安倍派(清和政策研究会)から計865万円の寄付収入を加えた。一方、追加した支出の項目に「不明」との記載が多く、総額が分からなくなっている。

 訂正内容は、派閥からの寄付として22年110万円、21年335万円、20年420万円を計上。派閥側の訂正と同額となっている。

 支出として「会合費」「お品代」「交通費」を追記したが、金額や日付が不明とされており、支出総額なども不明となっている。

 高木氏は既に18~22年の5年間で、派閥からの寄付収入計1019万円の不記載があったことを明らかにしている。全て政治活動費として収支報告書に記載できる性質のもので「裏金と指摘されるような支出はなかった」としている。

(共同通信)