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裏金調査が終了 新たな不正なし 自民アンケート


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自民党の森山裕総務会長は9日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて実施した全所属議員アンケートで、新たに政治資金収支報告書に不記載が判明した事例はなかったと説明した。党執行部による聞き取り調査の対象は計85人の国会議員と選挙区支部長で、うち82人が現職議員だと明らかにした。党本部で記者団に語った。聞き取り調査は終了した。アンケートは、派閥の政治資金パーティーを巡り、収支報告書の収入の記載漏れ有無を確認。あった場合は、2018~22年の5年間の不記載額を各年ごとに記入するよう求めていた。