会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・普久原均琉球新報社長)の4月例会は3日、那覇市のオリオンホテル那覇で開催される。講師は一般社団法人Green innovation代表理事の菅原聡氏。演題は「気候変動対策と企業の持続可能な成長に向けた共創の推進」。エネルギーや気候変動の問題を巡る課題と産業構造の変化を捉え、今後の産官学民の連携について展望する。
菅原氏は早稲田大学を卒業。株式会社リクルートで事業開発やサステナビリティ推進に携わった後、アジアオセアニアでリペアサービスを展開するミニット・アジア・パシフィック株式会社にてCSO(最高戦略責任者)として経営戦略に従事する。
2011年、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)に若手で構成する国際組織グローバルシェイパーズに選出される。20年より経済産業省資源エネルギー庁エネルギー広報教育専門職員兼資源開発課エネルギートランジション専門官に就任。グリーン関連分野のイノベーション促進を掲げ、21年にGreen innovationを創設し、代表理事に就任する。
産官学連携によるGX人材育成に従事。企業のGX推進をサポートするコンサルティングサービスも行っている。
CO2排出量算定やTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)、SBT(温室効果ガス排出削減目標)等の開示など、経営視点での包括的なコンサルティングを展開している。
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問い合わせは琉球フォーラム事務局、電話098(865)5177。平日午前10時~午後5時。問い合わせは前日までにお願いします。