現職の當銘氏、政策を発表 糸満市長選 地場産業の成長掲げる 6月16日投開票


現職の當銘氏、政策を発表 糸満市長選 地場産業の成長掲げる 6月16日投開票 政策を発表する當銘真栄氏=14日、糸満市内
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 6月16日投開票の糸満市長選で、現職の當銘真栄氏(57)は14日、市内で政策を発表した。1期目で着手した南部病院跡地利用や真栄里物流団地整備、高嶺小移転改築について「一刻も早く進めなければならない」と強調し「公約を形にするには2期目が必要だ」と訴えた。

 2期目の政策は各世代が住みやすいまち、安全・安心なまち、教育と文化創造、地場産業の成長など6項目が柱。地場産業では民間水産加工施設との連携による水産ブランド確立などを掲げた。

 市議会で予算が否決された高嶺小移転改築については「子どもたちの危険回避のため、早急なプレハブ校舎建設が必要。全力で進めていく」と述べた。

 (岩切美穂)