県南部土木事務所は16日、同事務所が発注した奥武山公園施設修繕工事の工事設計書に見積もりの誤りがあり、落札者の決定を取り消したと発表した。今後、工事内容の見積もりをやり直し、改めて入札するとしている。同事務所は「関係者に多大な迷惑をお掛けし、深くおわびする」とし、チェック体制の強化など再発防止に努めるとしている。
工事は奥武山公園と国場川の間にある転落防止柵を撤去、更新する工事。3月22日に入札し、落札者を決定した。
だが、同25日に入札参加者からの情報提供で工事設計書の見積もりの誤りが発覚、落札者の決定を取り消すこととなった。
(與那原采恵)