沖縄弁護士会の野崎聖子会長らが22日、就任あいさつで県庁を訪れ、池田竹州副知事と面談した。野崎氏は、全国的に弁護士のなり手が減少する中で「沖縄は毎年新人が入る。人的体制は非常にいい形になっている」と環境の良さを語った。
野崎氏は行政が設置した第三者委員会などで弁護士が関わる機会が増えていることに「事実をどう分析し、認定していくかが司法のコアな仕事になる」と重要性を指摘。一方、報告書の作成などで弁護士の負担が大きくなりがちだとして、行政に対応を要望した。
池田副知事は「第三者委の設置に伴う負担、経費の在り方を考えていきたい」と話した。
(知念征尚)