ラーム・エマニュエル駐日米大使が17 日、与那国島と石垣島を訪問する。関係者によると米軍用機で訪れ、両島の陸上自衛隊駐屯地などを視察する。
関連して自衛隊機も17 日に与那国、新石垣の両空港を使用することが分かった。県空港課によると13日に使用届を受けた。目的は「人員輸送」。知事公室は取材に陸自西部方面総監部に対して自衛隊についても民間空港の使用自粛を求めたことを明らかにした。
関係者によると、エマニュエル氏は17日午前、軍用機を使用して与那国島へ入り、糸数健一町長と面会するとみられる。午後に軍用機で石垣島へ渡る。在沖米国総領事館は詳細な日程を明らかにしていない。
米軍の空港使用を巡って、県空港課は当初、新石垣空港はスポットに空きがないと米軍側に伝えていたが、改めて確認したところ空きがあったという。県は自粛要請で「自衛隊機の使用は米軍機の使用に伴うもので、他の方法によっても対応可能と考えられる」と求めた。
(沖田有吾まとめ)