中城村長選、村議の比嘉護氏が政策発表「自然残し企業も誘致」 沖縄


中城村長選、村議の比嘉護氏が政策発表「自然残し企業も誘致」 沖縄 比嘉護氏
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【中城】6月11日告示、16日投開票の中城村長選に向け、村議の比嘉護氏(64)=無所属=が17日、村吉の浦会館で出馬会見を開いた。比嘉氏は民間企業での勤務経験を生かし「自然を残しながら企業も誘致して、誰一人取り残さない村づくりをする」と述べた。

 比嘉氏は中城城跡を核とした観光振興を図るために村内にホテル誘致を進めるほか、沖縄自動車道の中城サービスエリアを一般道からも利用できる商業複合施設とすること、多世代が交流するコミュニティーセンターの整備などを公約に掲げた。中城村と北中城村が目指す「那覇広域都市計画区域」から「中部広域都市計画区域」への移行も公約に盛り込んだ。

 一方、村議の比嘉麻乃氏(49)=無所属=も出馬を表明しており、16年ぶりの選挙戦となる見通し。投開票は県議選と同日になる。

 比嘉 護(ひが・まもる) 1960年4月27日生まれ。中城村当間出身・在住。沖縄国際大卒。ホテル総支配人などを経て、2022年の村議選で初当選。現在1期目。 

(梅田正覚)