新人の賀数氏、政策を発表 糸満市長選 子育て予算拡充訴え 6月16日投開票


新人の賀数氏、政策を発表 糸満市長選 子育て予算拡充訴え 6月16日投開票
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 【糸満】6月16日投開票の糸満市長選で、市議で新人の賀数郁美氏(40)が22日、市内で政策を発表した。「少子高齢化が加速する今、力を入れないといけない」と述べ「子育て予算最優先のまちへ」を前面に打ち出した。現行の南部病院跡地利用計画には反対で、市事業や公共工事の見直しを進め、子どものための予算拡充を訴える。

 子育て、教育、第一次産業、財源、観光産業、防災と福祉の六つが柱。中学の給食費や、第2子以降の保育料無償化など五つの無償化実現を掲げる。農業をはじめとする第一次産業活性化にも力を入れる。有権者が税金を納めた分、社会が良くなったと「肌で感じるような行政サービス」実現を目指す。

 (藤村謙吾)