【東京】自民・公明党の国会議員が23日、沖縄の子どもの貧困問題の連鎖を断ち切るため、国立の子ども支援拠点「国立こどもまんなかウェルビーイングセンターin沖縄(仮称)」を宜野湾市の西普天間住宅地区跡地に設立するための議員連盟を発足させた。同日、国会内で第1回総会が開催され、政府の経済財政指針「骨太の方針」への反映を目指して、政府内で具体的な検討を進めることなど6点を盛り込んだ提言をまとめた。
同センターは、西普天間住宅地区跡地に移転する琉球大学医学部・病院などと連携し、教育、医療、福祉の観点から子どもの貧困問題の根本的な解決に取り組むもの。議連には最高顧問に菅義偉前首相と公明党の山口那津男代表、顧問に西銘恒三郎衆院議員や島尻安伊子衆院議員らが就任した。
(嘉数陽)