石垣、前回に続き無投票 無投票当選2氏の声<沖縄県議選2024>


石垣、前回に続き無投票 無投票当選2氏の声<沖縄県議選2024>
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 7日に告示された県議選は、石垣市区(定数2)で無所属現職の次呂久成崇氏(50)、自民現職の大浜一郎氏(62)の2氏以外に届け出がなく、無投票当選が決まった。今回の県議選で無投票は石垣市区のみで、同区は前回2020年県議選に続き無投票となった。

 次呂久氏は1974年4月13日生まれ。石垣市大浜出身、九州産業大卒。石垣市役所職員を経て、2016年の県議選で初当選。

 大浜氏は1962年3月7日生まれ。石垣市石垣出身。青山学院大卒。98年に石垣エスエスグループの社長に就任。2018年の県議補選で初当選。

(’24県議選取材班)

無投票当選2氏の声

生活向上取り組む

 次呂久成崇氏(無所属)当選し身が引き締まる思いだ。八重山は台湾有事ありきで、特定利用空港・港湾やシェルター整備などが注目される。だが、住民が求めているのは物価高騰対策だ。政治は生活そのもの。住民生活・福祉向上のために取り組んでいく。

島々の課題を整理

 大浜一郎氏(自民) 有権者の信任を得たと受け止めている。石垣、竹富、与那国の3市町の首長や地方議員と島々の課題を整理し、防災・減災、特定利用空港・港湾事業などを進めていきたい。八重山振興なくして沖縄振興なしを現県政に訴えていく。