起訴された米兵は「嘉手納基地所属」 第18航空団が認める 「疑惑の重大性を深く憂慮」 沖縄の少女暴行事件


起訴された米兵は「嘉手納基地所属」 第18航空団が認める 「疑惑の重大性を深く憂慮」 沖縄の少女暴行事件 沖縄県の米空軍嘉手納基地=2023年12月(資料写真)
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 米空軍兵が少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行をしたとして起訴された件について、米軍嘉手納基地の第18航空団は26日、琉球新報の取材に「嘉手納基地の空軍兵士の性的暴行疑惑を認識している」と回答し、起訴された米兵が嘉手納基地所属であることを認めた。

 第18航空団は「私たちはこの件に関する地域社会の懸念を理解し、共有している。第18航空団指導部は、この疑惑の重大性を深く憂慮しており、適用される法律と協定の下、正当な法的手続きを確保し、疑惑を徹底的に調査するため、地元当局と真摯(しんし)に取り組んできた」と説明した。有罪判決を受けた場合には責任の追及に全力を尽くすとした。