紛争地などで救援活動をする赤十字国際委員会(ICRC)の榛澤(はんざわ)祥子駐日代表らが22日、沖縄県庁に玉城デニー知事を訪ね、県とICRCの連携などについて意見を交わした。
冒頭のあいさつ以外は非公開で、面談後に榛澤駐日代表が取材に応じた。
榛澤駐日代表は、紛争の最前線で人道支援をするICRCは、平和の大切さをよく理解していると強調した上で「平和を守る状況が一番大事で、玉城知事が実施している地域外交は、非常に重要な役割を果たし得ると思っている」と評価した。
中立の概念などからICRCと沖縄県に親和性があるとし「連携を深めてもらえたらと知事にお願いをした」と述べた。
(前森智香子)