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伊江村議会 抗議を可決 米兵少女誘拐暴行


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 【伊江】伊江村議会(渡久地政雄議長)は22日、臨時会を開き昨年12月に発生した米兵少女誘拐暴行事件に対する抗議決議と意見書を全会一致(欠席1)で可決した。抗議決議の宛先は駐日米国大使や在日米軍司令官など。意見書は首相や外相など。

 抗議決議と意見書では、2023年1月から24年5月末の間に、同事件のほかに4件の性的暴行事件が発生したことに触れ「米軍の管理体制や隊員に対する人権教育の取り組み姿勢だけでなく、組織の人権意識に問題がある」と批判。

 被害者への謝罪と完全な補償や実効性のある再発防止策の提示、日米地位協定の抜本的改定などを求めた。

 (金城大樹)