有料

辺野古・大浦湾くい打ち作業、着手後3日連続で実施 沖縄


辺野古・大浦湾くい打ち作業、着手後3日連続で実施 沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は22日も、大浦湾側で「A護岸」の建設工事を進めた。20日の着手以来、3日連続で作業が実施された。

 午前9時ごろから、クレーン船で金属製のくいを持ち上げ、海中に打ち込む様子が確認された。午後3時ごろまでに、少なくとも2本のくいが海中に入れられた。

 大浦湾北側のA護岸では、「鋼管矢板」と呼ばれる金属製のくいを打ち込み、その間に砂を詰め込んで護岸を造成する。関係者によると、現在は目印となる「導くい」を打ち込んでいる段階で、その後に鋼管矢板を打ち込んでいくという。

 A護岸の工期は約4年を見込む。